ローカライズ

日本語圏以外への翻訳に関する事情や内容にふれるプレゼン。

スグリの年齢問題を考える

今年9月下旬に DLC 「ゼロの秘宝 前編・碧の仮面」フランス語版のある台詞が SNS 上で話題を呼びました。 他言語版にはないゼイユの「14歳」発言から読み取れるものは何でしょうか? フランス語圏の文脈を踏まえた様々なアプローチを試みます...

SV フランス語版の会話テキストから見る翻訳の工夫 — 学校で教わらない口語表現の世界

RPG であるポケモン本編において、テキスト翻訳の質はユーザー体験を大きく左右する要素になりえます。 今回取り扱うポケモン SV フランス語版でも会話テキストを丹念に観察すると、それらが単なる「言葉の置きかえ」ではなくフランス語圏の文化的な...

フランス語ポケモン名にみるポケモンの翻訳ー「世界共通名称」へのこだわりと固有の名前ー

ポケモンの外国語名は「世界共通名称」と固有の翻訳名とを両立していますが、実はこの方針を決定づけたのは、1999年発売のフランス語版赤緑、そしてその翻訳担当者J・バーダコフでした。 得てして「海外=英語」という印象も強いですが、英語が全てでは...

ポケモンとグローバリズム

みなさんは「ポケモンってグローバルブランドなんだな」と思うことはありますでしょうか。世界同時発売、キャラクターの多様性、最近だとK-POPアイドルとのコラボなどがありましたね。本プレゼンでは、グローバルブランドとしての「ポケモン」の動きや立...
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